Thales Sentinel Run-time Environments (RTE) のインストール¶
Thales Sentinel Run-time Environments (以下 RTE) は弊社ソフトウェアが使用するライセンスマネージャであり, ライセンスサーバとライセンス管理ツールなど一式が格納されています. まずは RTE をソフトウェアを使用するマシン, またはサーバマシンにインストールしてください.
ダウンロード¶
パッケージに含まれている RTE インストーラを確認していただくか, 以下から各 OS 向けのインストーラをダウンロードしてください.
- Windows: Sentinel-LDK-RTE-for-AdvanceSoft-v10.13.1_Windows.exe
- macOS: Sentinel-LDK-RTE-for-AdvanceSoft-v10.13.1_macOS.tar
- Linux or WSL: Sentinel-LDK-RTE-for-AdvanceSoft-v10.13.1_Linux.tar.gz
インストール¶
弊社から提供した RTE のインストーラを実行し, インストールを行います. いずれの環境でも管理者権限が必要となります.
以下いずれかの環境に RTE をインストールしてください.
- ソフトウェアを 1 端末のみで実行する場合, ソフトウェアと同じ端末に RTE をインストールしてください.
- ソフトウェアを実行する端末とライセンスサーバを準備いただいた場合, ライセンスサーバのみに RTE をインストールしてください.
Windows¶
Sentinel-LDK-RTE-for-AdvanceSoft-v10.13.1_Windows.exe を実行してください.
インストーラを実行すると, ライセンスの使用許諾契約文面が表示されます. 文面を確認した上で「I accept the agreement」にチェックを入れ, 「Next」ボタンをクリックしてください.
インストール確認画面が表示されます. 「Install」ボタンをクリックしてください.
インストールが進むと, ダイアログが表示されます. 「OK」ボタンをクリックしインストールを進めてください.
最後にインストール完了画面が表示されます. 「Finish」ボタンをクリックしインストールを完了してください.
Linux (WSL 上の Linux も含む)¶
以下に従い, Sentinel-LDK-RTE-for-AdvanceSoft-v10.13.1_Linux.tar.gz を展開し, インストーラを実行してください. サービスの起動設定などはインストーラ内で行われます.
tar -xf Sentinel-LDK-RTE-for-AdvanceSoft-v10.13.1_Linux.tar.gz
cd aksusbd-10.13.1
# rootで実行する場合
./dinst
# rootではなく, sudoが必要な場合
sudo ./dinst
macOS¶
まず, Sentinel-LDK-RTE-for-AdvanceSoft-v10.13.1_macOS.tar を展開してください. Finder 上でダブルクリックする, メニューより「展開」メニューを選択するなどを行うことで tar ファイルを展開することができます.
展開後, 展開されたファイルのうち, インストーラ SentinelRuntimeInstallerCLI を実行してください. 実行時に「開発元が未確認のため開けません。」などエラーが表示される場合がございます. その場合, 以下に従い実行してください.
インストーラを起動すると, 「はじめに」ダイアログが表示されます. 「続ける」ボタンをクリックしてください.
ライセンスの使用許諾契約文面が表示されます. 文面を確認した上で「続ける」ボタンをクリックしてください.
ダイアログが表示されます. 同意していただけるのであれば「同意する」ボタンをクリックしてください.
インストールの種類選択画面が表示されます. デフォルトのまま「続ける」ボタンをクリックしてください.
インストール先選択画面が表示されます. デフォルトのまま「インストール」ボタンをクリックしてください.
ボタンをクリックするとインストールが開始されます. インストール中に haspvlib_32462.dylib の警告が表示されることがございます.
その場合,
- 「OK」ボタンをクリックし続けるか,
- 「システム設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」より, haspvlib_32462.dylib に対し「このまま許可」を行ってください.
インストールが完了すると, インストール完了画面が表示されます. 「閉じる」ボタンをクリックし, インストールを完了してください.
最後に, インストーラを削除するため, ファイルアクセス権限のダイアログが表示されることがございます. 削除する場合は「許可」, 削除しない場合は「許可しない」をクリックしてください.
インストール後に, マシンを起動するたびに haspvlib_32462.dylib の警告が表示される場合, 「システム設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」より, haspvlib_32462.dylib に対し「このまま許可」を行ってください.
インストールの確認¶
RTE をインストールすると, インストールしたマシン上で, デフォルトではhttp://localhost:1947/からライセンス管理ページ Admin Control Center (以下 ACC) にアクセスすることができます. ウェブブラウザからhttp://localhost:1947/にアクセスしてください.
その他のアクセス方法は, Admin Control Center へのアクセス章を参照してください.
ACC にアクセスすることができたならば, インストールに成功しています.